アンティーク振袖に清楚な髪型をあわせた令和の大和撫子スタイル

先日の天皇陛下御即位をお祝いする国民祭典にて、芦田愛菜さんが見事なアンティーク振袖の着物で登場されて、15歳とは思えない落ち着いた美しい所作で祝辞を述べられましたね。

芦田さんが式典のためにこだわって選んだ振袖は、なんと100年前につくられた昭和初期のアンティーク着物です。

着物職人の技法を駆使した最高品の振袖

淡い生成り色の地に、染め・織り・刺繍で見事に装飾された門外不出の着物と言われていて、老舗呉服店「鈴乃屋」さんが衣装提供したそうです。

家の繁栄・長寿・永遠・不断長久などを意味する紗綾型の文様に、長寿を象徴する菊の本紋が入っているので、式典にふさわしい大変おめでたい柄です。

また、菊の花弁は手刺繍と縁は金駒刺繍が施されていて、光の加減で陰影があらわれます。

金駒刺繍は、糸巻きのような物に糸を巻きながら刺繍糸をはわせていき、綴糸で留めていく大変高度な技法のひとつで、とくに金糸を使ったものを金駒刺繍と呼びます。

着物全体には、匹田絞りと桶絞りによってボリュームを表現して、品格のなかに冴えた朱色と緑でアクセントを加えています。

帯は、川越や京都が産地で知られる技法の金糸を使った斜子織で、さらに、日本最古の文様である菱型正倉院文様が施された、大変格調の高いものです。

この式典のために、着物も帯も最高品が選ばれたわけですが、この着物、これまで一度も袖を通されなかった未使用品だったそうです!

このような大舞台のために、大切に保管されてきたのだと思います。

着物に合った若々しく上品な髪型

芦田愛菜さん 天皇陛下御即位

引用元:ポストセブン

普段のすぱっとキレイに整った前髪をオールバックで額を見せた髪型も清楚で、着物に合っていて素敵でしたね。

芦田愛奈さん 天皇陛下御即位

出典元:ポストセブン

後ろ姿もアンティークにふさわしい昔からあるスタイルです。

やはり、正式な場所には、正統派の古典柄が凛として上品な華やかさがありますね。

成人式や結婚式の振袖にふさわしい柄

一生に一度の成人式や大事な祝典には、伝統的な柄で品格のある装いが私は好きなので、できれば娘にもそういう着物を選んでほしいなと願っています。

昨今、色鮮やかなモダンアンティーク柄や若い方向けのブランドから発売されている着物も人気があるそうで、中には正絹ではなく化学繊維のものもあるそうで驚きました。

流行や個性を取り入れるもの愉しみ方のひとつですが、日本の昔からある伝統と品格を若い方にも知ってもらいたいなあと思います。